こんにちは。
『思考と感情のマネジメントで世界に貢献する』
JAPAN COACHING LAB.代表の赤神暸です。
#004の続編として
モチベーションとテンションの違いについて
お届けしていきます。
昨日の投稿の通り、モチベーションは「動機づけ」
動機づけには2種類あり
色んな判断基準、ものさしによって使い分けられるといいということをお届けしました。
今回は、モチベーションの別視点を伝えした後、テンションについてお届けしていこうと思います。
モチベーション3.0の著者
ダニエル・ピンク氏は
モチベーションを
3段階に分け論じています。
・モチベーション1.0
→生存の為に必要な動機づけ
・モチベーション2.0
→外的な報酬による動機づけ
・モチベーション3.0
→内発的な動機づけ
別視点の参考として
マズローの欲求の5段階もご紹介します。
自己実現欲求
↑
承認欲求
↑
社会的欲求
↑
安全欲求
↑
生理的欲求
ふたつ合わせて見ると見えてくるものがあります。
モチベーション3.0も
マズローの欲求5段階も最下層に。
生理的、生存に繋がることは底から外発的、内発的とアップデートされていきます。
似ているが違うもの。
見るものさし、思考のものさしを変えることによって、理解に繋がると思います。
さて似た言葉で
「テンション」という言葉があります。
今回も言葉のの意味から見ていきたいと思います。
テンション tension
緊張や不安
張力(ひっぱる力) ※Oxford Language
英語圏では、緊張や不安という意味で使われないということもあるようですが、一旦置いておいて
気分や感情が高まる、
陽気、陰気という意味で
前者はテンションが高い、後者はテンションが低い
と言われることが多いかと思います。
若者言葉では一時、テンアゲ(テンション上がる意味)なんて言う言葉もあったようです。
言葉の意味としてモチベーションとしての違いを感じて頂けたかと思います。
別の視点で、「思考のものさし」として
モチベーションとの違いを
・時間軸で見ていきます。
モチベーション=動機づけを指すので
1ヶ月、半年、1年と言った具合で
テンションより長い時間を持つもの
テンション=気分や今の状態を指すものとすると
一瞬、なにか刺激に対する反応(感情)
として捉えるとわかりやすいと考えています。
好意を持つ人から、なにか褒められたりするとテンションは上がります。
褒められてモチベーションが上がったとして使うのであれば、外発的動機づけで上がったというように説明ができます。
似ていますが、違いますよね。
#004でお届けしたように、
特に長い期間、1年や3年といった場合には
テンションが続くものでなく、
モチベーション(内発的動機)づけをもっている方が理想と言えます。
お読み頂いているあなたの、環境、現場での対象者はどうでしょうか?
対象者今、どういう状態なのかが、伺える情報が多いほど、
対策は取りやすいです。
且つ、そこに根拠となるものがあれば
なお、的確な対応や行動が取りやすいものです。
モチベーションとテンションの違い
いかがでしたでしょうか?
似ているが違うものなので、言葉の意味、定義は大切ですね。
的確な対応や行動が取りやすくなる軸
理念(りねん)についてお届け予定です。
今日もよい1日に。
また次回お会いしましょう!!
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